ぼくと3DOとの思い出 ~3DOを簡単に紹介します~

この記事は個人的レトロなビデオゲーム良作 Advent Calendar 2017 - Adventar 9日目の記事です。
Adventarを眺めててピンときてしまったので参加させていただきました。

今回は「ぼくと3DOとの思い出」ということで、"ちょびっと時代を先取したものの、気がついたらおほしさまになっていた"ゲーム機「3DO」についてご紹介いたします。

なお、3DOやソフトに関する具体的な説明はwikipediaから参照させていただきました。


3DOって何?

1994年3月に発売されたゲーム機で、2Dグラフィック/カセットソフトのゲーム機が主流だった当時に3Dグラフィック/CD-ROMソフトというモダンな仕様で爆誕した夢のゲーム機です。

wikipediaの言葉を借りると、

3DO(スリーディーオー)は、

  • かつて存在したアメリカのコンピュータゲーム開発企業3DO社(The 3DO Company)
  • 同社の提唱したマルチメディア端末規格である3DO規格(3DO system)
  • 3DO規格を満たしたマルチメディア機である3DO端末(3DO Interactive Multiplayer)

のいずれかを指す。

ということだそうで、おそらく3DOをご存知の方のほとんどは、この3DO規格に沿ってパナソニック(松下電気)が生産・販売していた四角いゲーム機「3DO REAL」を想像されるかと思います。
そのお値段なんと¥79,800- タケェ・・・

なお、我が家にあったのは後年発売されたちょっと薄くて(4センチくらい)長方形の3DO REAL Ⅱ」です。
いわゆる廉価版でお値段 ¥44,800-。それでもタッケェ・・・

実は3DO REALは初代プレステやセガサターンよりも半年ほど先にリリースされてたんです。ちょっと先取りしてた。

スーファミゲームボーイ・2Dゲーム全盛期の当時、3Dで立体感のあるゲームができるっていうのが本当に衝撃的でした。
今見ると”かちわり氷”みたいなバッキバキのローポリ3Dではありますが、当時はテレビの中にもう一つの世界があるようなリアルさに感じられ、非常にワクワクさせてもらいましたね。

あと、正直仕組みとかよくわかんないんですけど、 ソフトがCDだからか動画がヌルヌル動いたりCDまんまの綺麗な音源だったり、そこらへんも次世代を感じさせてくれるポイントでした。

(そういえば同時期にワイルドトラックススターフォックスなどスーファミでも3D頑張ってましたね、懐かしい)

立ち位置的には今でいうところのPS4に対するのXBOX ONE的な洋ゲーポジション」でした。 そしてこの3DOもまた、"洋ゲーポジションが背負う運命"を正しく全うし、いつの間にかおほしさまになってました。

なんかこうやって書いてるとあまり魅力的なハードには聞こえないかもしれませんが、今でも語られる名作が他ハードよりも先にリリースされていたりして、実はちょっと侮れなかったりします。


記憶に残っている&代表的なソフト紹介

私の記憶に残っている&代表的なソフトを紹介します(日本国内向けのみ)。
あまりマニアックなラインナップではないのでおもしろくはないかも・・・

スーパーストリートファイター2X

みなさんご存知ストリートファイター! アーケードのスーパーストリートファイター2をほぼそのままのクオリティで移植した作品です。当時はアーケードゲームが家庭用ゲーム機でできるってすごかったんですよね。

確か3DO REAL Ⅱと合わせて1994年の年末商戦に投入されていた記憶。我が家もそのタイミングで3DOを購入しました。なんかスト2柄のテレカも一緒にいただきました。

グラフィックはもうアーケードクオリティなので文句無しですごい。
また音源、特にオープニングのイントロで流れるピアノの音がすごく綺麗で、初めて聴いた時は鼻水流して感動してました。キャミーのステージのBGMも良かったなー。

ゲージをためて打つスーパーコンボや、今やシリーズレギュラーキャラになった豪鬼が隠しキャラとして初めて登場した作品でもあり、今でもガチ対戦できる作品です。

Dの食卓

ワープの名作ホラーアドベンチャー

今は亡き飯野賢治氏が監督されてました。
世界的にもすごく売れたそうですね。

謎解きしてゲームを進めるだけでなく、ストーリーの裏に秘められた真実の断片があちこちに隠されていて、やりがいはかなりあるゲームでした。
結構ショッキングな内容でちょっとトラウマ。
あとお父さん肌気持ち悪い。
あと豆鉄砲な。

ちなみに、後年ドリームキャストで発売された「Dの食卓2」は、もともと3DO向けに開発されていたんですって。
当時徳間書店から出版されていた「3DO MAGAZIN」についてくる体験版ディスク(昔よくありましたよね体験版ディスク!)に、ティザームービーが入っていて見た記憶があります。

ポリスノーツ

ポリスノーツもあったんですよ!
PC-98からの移植で、これまたプレステ・セガサターンよりも先にリリースされました。

確かコントローラーは使えなくてマウス操作のみ、射撃シーンが直感的で楽しかったです。

特に3DO独自のシステム等はなかったのですが、PCからゲーム機への最初の移植ということは評価できるのではないでしょうか。

追記

独自のシステムは無いって書いちゃったけど、3DOに移植されるタイミングでグラフィックとアニメーションがガッツリ刷新されてました!!

僕ら世代が知ってるポリスノーツのイメージは、このときできたわけですね!

未だにあのまま全編アニメ化してほしいと思ってます。

ちなみに、最近仕事中は必ずポリスノーツのプレイ動画をBGMにしてます。エンプスかっこいい。

アローンインザダーク

洋ゲー枠の本丸きました。

もともとは1992年にPC向けに発売されたものの移植です。
クトゥルフ神話をベースとしたストーリーのホラーアクションアドベンチャーで、某バイオなハザード系ゲームの原点と言っても過言ではないゲームシステムでした。

元がPC向けでマウス操作用に作られてたためか、アイテムを拾う/アイテムを使う/箱を調べる/障害物を押す/戦う(殴る/蹴る)/etc…という操作を、いちいちメニュー画面を開いて切り替えなければならず、コントローラーとは?と色々考えさせられる操作方法でした。

本編自体のボリュームはちょっと薄めなうえ初見殺しの即死トラップがいたるところにあったりで、冷静に見ると水増し感は否めないものの、映画のようなカメラワークで3Dのキャラクターがグリグリ動き、登場するメモは全て声優さんの読み上げ音声付き(日本語版ではかなり有名な俳優さんが出演されていたのですがお名前を失念・・・)ってめっちゃ豪華じゃないですか?じゃないですか?

ちなみにアローンインザダーク2も出てるんですけど、そちらはゾンビギャング&ゾンビ海賊とトンプソン銃でやりあうちょっと陽気な雰囲気のゲームになっていて、これまたおすすめです。


まとめ

ということで、すごく雑な文章でしたが3DOについて簡単に説明させていただきました。
ただの紹介記事になってしまいましたが、気になった方は是非ググってください。

結果的に静かにおほしさまになってしまった3DOですが、当時のゲーム作りに携わる大人達の夢と意地がぎゅうぎゅうに詰まったゲーム機で、少なくとも片田舎にすんでいた小僧に感動とワクワクをこれでもかってくらい与えてくれたことは事実です。

そういえば、ちょっと探したら3DOを買った時にもらったキーホルダーが出てきました。

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3DOを迎え入れた地元の電気屋さんはとっくの昔に閉店してしまい、3DOももう手元にはありませんが、このキーホルダーを見ているとあの頃の幸せだった空気を少しだけ思い出せてなんともエモい気持ちになれます。

今なら中古市場で1万円程度で購入できますので、レトロゲー好きかつまだ3DOを触ったことない方は、今年の年末~お正月のお供にいかがでしょうか?